就職と結婚はどこか似ている──迷い続ける人、決め急ぐ人、その先にある“ご縁”という真実

**就職と結婚はどこか似ている──迷い続ける人、決め急ぐ人、その先にある“ご縁”という真実**
人生の大きな節目には、必ずと言っていいほど「決断」がつきまといます。
進学、転職、結婚、独立、引っ越し──どれも人生の方向性を左右する重大な選択です。その中でも、**就職**と**結婚**は、驚くほど似た構造を持っています。
どちらも「相手」が存在し、どちらも「長い時間を共にする可能性」があり、そして何より、どちらも「完璧な正解が存在しない」という点で共通しています。
私は日々、多くの求職者の方と向き合う中で、就職活動における迷いや葛藤が、結婚におけるそれと非常に似ていることを痛感します。
そして、その迷い方にはいくつかの典型的なパターンがあります。
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## **1. “もっと良い相手がいるのでは”と考え続けてしまう人**
「今の会社も悪くはない。でも、もう少し待てば、もっと素晴らしい会社が現れるかもしれない」
「条件は悪くない。でも、決め手に欠ける気がする」
こうした思いから、なかなか決断できず、結果としてチャンスを逃してしまう方は少なくありません。
これは結婚においてもよく見られる心理です。
「今の相手は良い人。でも、もっと理想に近い人がいるのでは」
そう考え続けるうちに、気づけば時間だけが過ぎ、せっかくのご縁を逃してしまう。
もちろん、妥協しろという話ではありません。
ただ、**“完璧な相手”を探し続ける姿勢は、時に自分自身を苦しめる**ということです。
求人票を見れば見るほど、比較対象が増え、迷いが深まる。
情報が多い時代だからこそ、選択肢が増えすぎて決められない「選択のパラドックス」に陥りやすいのです。
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## **2. 過去の会社(過去の恋人)の記憶が美化されてしまう人**
「前の会社は良かったなあ」
「昔の職場はもっと働きやすかった気がする」
こうした“過去の美化”も、就職活動ではよく見られます。
人間の記憶は不思議なもので、時間が経つほど、嫌な部分は薄れ、良い部分だけが強調されていきます。
恋愛でも同じで、別れた後に「やっぱりあの人は良かった」と思ってしまうことがあります。
しかし、冷静に振り返れば、当時は当時で不満や悩みがあったはずです。
それでも、記憶の中では良い部分だけが膨らみ、現実の選択を曇らせてしまう。
この“過去の美化”は、新しい会社との比較を難しくし、せっかくのご縁を遠ざけてしまうことがあります。
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## **3. 勢いだけで決めてしまい、後悔する人**
逆に、深く考えずに「勢い」で就職を決めてしまう方もいます。
「なんとなく雰囲気が良かったから」
「面接官が優しかったから」
「早く決めたかったから」
もちろん、直感は大切です。
しかし、直感だけで決めてしまうと、入社後に「思っていたのと違う」と後悔する可能性が高まります。
結婚でも同じです。
勢いで結婚し、後から「もっと慎重に考えればよかった」と思うケースは珍しくありません。
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## **4. 就職も結婚も、“ご縁”という大きな力に左右される**
就職も結婚も、理屈や数字だけでは測れない“ご縁”の要素が大きく関わります。
・タイミング
・出会い方
・相性
・価値観
・環境の変化
・自分自身の成長段階
これらが複雑に絡み合い、ひとつの選択が形づくられます。
だからこそ、**完璧な条件を追い求めるよりも、「今の自分にとっての最適」を見つめることが大切**なのです。
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## **5. 後悔の少ない選択をするために必要なこと**
では、どうすれば後悔の少ない就職ができるのでしょうか。
私は、次の3つが非常に重要だと考えています。
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### **① 自分でしっかり考えること**
まずは、自分の価値観、働き方、人生観を整理することです。
・何を大切にしたいのか
・どんな働き方が自分に合うのか
・どんな環境なら成長できるのか
・どんな人たちと働きたいのか
これらを言語化することで、判断軸が明確になります。
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### **② 客観的なアドバイスに耳を傾けること**
自分の視点だけでは、どうしても偏りが生まれます。
だからこそ、第三者の意見は非常に価値があります。
・キャリアコンサルタント
・信頼できる先輩
・家族
・同僚
・友人
自分では気づけない視点を与えてくれる存在は、就職活動において大きな支えになります。
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### **③ 最後は、自分で決断すること**
どれだけアドバイスを受けても、最終的に決めるのは自分です。
誰かに決めてもらった選択は、後悔したときに「人のせい」にしてしまいます。
しかし、自分で決めた選択なら、たとえ困難があっても前向きに乗り越えられる。
**主体的な決断こそが、後悔の少ないキャリアをつくる最大の要素です。**
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## **6. “ご縁”をつかむ人は、決断の仕方が違う**
私がこれまで多くの求職者を見てきて感じるのは、
**良いご縁をつかむ人は、決断の仕方が上手い**ということです。
彼らは、
・完璧を求めすぎない
・過去に縛られない
・勢いだけに流されない
・自分の軸を持っている
・必要なときは相談する
・最後は自分で決める
このバランス感覚を持っています。
そして何より、
**「ご縁を大切にする姿勢」**を持っています。
ご縁を大切にする人には、自然と良いご縁が巡ってくるものです。
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## **7. 就職は人生の“パートナー選び”に近い**
就職は、単なる「仕事選び」ではありません。
人生の時間の多くを過ごす場所を選ぶ、いわば“人生のパートナー選び”です。
だからこそ、迷うのは当然です。
悩むのは自然なことです。
しかし、迷い続けるだけでは前に進めません。
焦って決めても後悔します。
大切なのは、
**「自分の軸を持ち、必要な助言を受けながら、最後は自分で決める」**
この姿勢です。
その先にこそ、後悔の少ないキャリアがあり、
あなたにとっての“良いご縁”が待っています。
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## **最後に**
就職も結婚も、人生の大きな節目です。
どちらも正解がなく、どちらもご縁に左右され、どちらも迷いがつきものです。
だからこそ、
**自分を信じ、周囲の声に耳を傾け、そして自分の足で決断すること。**
その積み重ねが、あなたの人生を豊かにし、
未来のご縁を引き寄せていきます。
次の一歩を踏み出すあなたを、心から応援しています。
ではまた。
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【川根博のプロフィール】
人材業界で約15年経験後、株式会社パブス設立。 これまで、1000人以上の転職希望者と面談し転職をサポートしてきました。 現在は、転職エージェントとして地元企業や地元税理士事務所への転職支援を行いながら、地元中小企業の経営サポートや、スモールビジネスの起業サポート等、多岐にわたって活躍中。
・株式会社パブス HP▼ https://www.pabs.jp/
・会計job HP▼ https://kaikeijob.com/


