岐阜市の税理士事務所希望のAさん、なぜか書類選考をなかなか通過できず、ご相談に来られました

こんにちは。
会計jobを運営する株式会社パブスの川根です。
今回は、「Àさん20代後半の男性、2年間の事務所経験あり」の方のお話です。

税理士事務所の中途採用に関して、
経験者であることは大きなアドバンテージです。
しかし、Aさんは経験者であってもなかなか書類選考を通過することができず、
弊社にご相談に来られました。

Aさんは、確かに事務所経験はあるのですが、担当をしっかりと持っておらず、
バリバリの即戦力というわけではありません。

しかし、記帳や決算・申告書作成補助の他、年末調整、給与計算等もされており、
この経験は、十分アピールできる内容だと感じました。
人物的にも、真面目に努力される誠実さを感じられる方でした。

また、現在は日商簿記2級のみですが、税理士科目試験への勉強も行われており、
意欲も十分にある方でした。
したがって、書類選考は問題なく通過する方だと感じましたが、結果的には通貨できていませんでした。

書類選考NGの理由は明確でした

職務経歴書の作り方が悪かったのです。
ご本人のセールスポイントを伝えることができていませんでした。
履歴書は定型ですので、フォームに従って入力するしかありませんが、
職務経歴書は、定型ではありませんので、構成を変えることができます。
したがって、ご自分でご自分をプレゼンテーションするために自由に作り変えることができます。

職務経歴書作成の3つのポイント

1.税理士事務所での職務内容を、丁寧にきめ細かく、わかりやすく、「質」も「量」も充実させる。
逆に、事務所以外の職務内容は、シンプルに簡単にまとめる。

2.直近が税理士事務所勤務だったため、過去からの時系列ではなく、直近から過去に遡る順番に記載する。

3.最初に自己PR・志望理由を記載し、意欲やポテンシャルを理解して頂く。

職務経歴書作成の具体的内容

1.税理士事務所での職務内容を、丁寧にきめ細かく、わかりやすく、「質」も「量」も充実させる。
逆に、事務所以外の職務内容は、シンプルに簡単にまとめる。

1-1.まずご自分で作成して頂き、それを弊社が求人事務所の選考担当者の立場で、MTGで質問し、ブラッシュアップしていく。

1-2.自分では書かなくてもわかってくれるだろうと思っても、
会ったことのない方が、初めて読むので、丁寧にわかりやすく記載。
例えば、記帳内容・記帳指導、巡回監査、決算書、申告書作成補助、税務相談、税務調査立会い、自計化のサポート、相続・事業承継、年末調整、確定申告、給与計算等の経験があるのか、また、主として行ったのか、補助として行ったのか。

1-3.できるだけ数字や固有名詞を使って具体的にわかりやすく。
例えば、担当クライアントの数・従業員数・売上額・業界・業種など

1-4.アピールにつながらない職歴はなるべく少ないほうが良い。
これは、邪魔なものが無い方が、本当に大切なものが、はっきりと見えるためです。
情報は視覚からが、55%と言われているので、その意味でも「強」「弱」をつけた情報量は大切。

2.直近が税理士事務所勤務だったため、過去からの時系列ではなく、直近から過去に遡る順番に記載する。

2-1.直近がアピールできる職歴であれば、そこからしっかりと書きしっかりと読んで頂きましょう。
自分自身が戦力となり、貴事務所に貢献できることを理解して頂くことが伝えたいことなので、それをお伝えする。
前節にも記載しましたが、情報は視覚からが、55%と言われているので、その意味でも最初にアピールすることは大切。

3.最初に自己PR・志望理由を記載し、意欲やポテンシャルを理解して頂く。

3-1.ケースにもよるが、最も伝えたいことを、最初に伝える。
それが、意欲やポテンシャルであれば、自己PRや志望理由、職務経歴内容であれば、職歴を最初に記載する。
職歴で即戦力と理解して頂けるのであれば、職歴からでOK。
職歴が少し弱いと感じるのであれば、意欲やポテンシャルをしっかりと理解して頂く努力が必要です。

3-2.書類選考の担当者は、忙しいので、関心を持って頂かなければ、最後まで読みません。
ご自分がアピールしたいことが、意欲やポテンシャルなのであれば、必ず読んで頂ける最初に持ってくるべきです。

3-3.自己PRや志望理由も、出来るだけ数字や具体的内容を記載することが大切です。
例えば、税理士試験の勉強をやっているのであれば、「平日は〇時間、休日は〇時間勉強している」とか、「今年は簿記論に合格し、来年財務諸表論に合格するつもりです」等です。
「入社したら、勉強しようと思います」は、信用されません。今このような努力を具体的にしていることが、入社した後に関しても、信用されます。

税理士事務所用の職務経歴書のサンプルを弊社から送ります

職務経歴書作成のプロセスは下記の通りです。
1.税理士事務所用の職務経歴書のサンプルを弊社から送り、参考にして作成してみる。

2.弊社の税理士事務所専門の転職コンサルが、選考者の立場で添削する。

3.弊社の転職コンサルとMTGを行い、より「本当のご自分」を表現できる職務経歴書に作り替える。

転職活動は、書類選考からスタートします

書類選考を通過できなければ、面接でご自分をアピールすることもできません。
最も大切なプロセスと言ってもいいと思います。
悔いのない転職活動をするためにも、ぜひご相談ください。
「本当のご自分」が表現できる職務経歴書作成のお手伝いを全力でさせて頂きます。

岐阜の税理士事務所の情報や求人募集状況

岐阜の税理士事務所は、一部で積極採用中です。                        
NAO税理士法人、橋本会計事務所、税理士法人成和、税理士法人トライ、福井健太税理士事務所等
現在、35の事務所から情報を頂いております。

岐阜市内の求人が中心です。その他、多治見市、大垣市等も少しですがあります。
また、ほとんどの事務所が車通勤可能となっています。

8割が岐阜県内の税理士法人で、2割は名古屋等の県外の税理士法人です。
有資格者の求人もありますが、税理士補助の求人が中心です。

一部未経験歓迎もありますが、税理士事務所経験者希望の求人が多いです。
未経験でも、科目合格を持っているとチャンスは広がりますし、
科目合格の勉強をしている点もアピールできるポイントになります。

若手希望の事務所とベテラン即戦力希望の事務所に分かれます。
内勤のみの募集もありますが、巡回監査も行う求人が多いです。

在職中の方やUターンの方は、入社時期を考慮していただけます。             
また、zoom等のONLINEで一次面接を行う事務所も増えてきました。
岐阜の税理士事務所への転職をお考えであれば、一度ご相談ください。

オンラインでの相談が可能です

現在遠方にお住まいというケースではZoomやGooglemeetを利用したオンラインでの転職相談やお電話での相談を承っています。

そのため、まずは気軽にご登録いただければと思います。

また、実際の面接でもオンライン面接が可能な会計事務所は増えておりますので、離れた地域への転職もしやすくなっています。

最終面接など、1度は対面での面接が必要になる場合もありますが、どうしても難しい場合は求人側との交渉も可能です。日程調整含めてしっかりとサポートさせていただきます。

地方の会計事務所求人を探すなら会計jobにご相談ください

会計jobではさまざまな地域の会計事務所への転職支援を行っています。

多くの会計事務所から求人依頼を頂いておりますので、求人の紹介をご希望の方はご相談いただければと思います。

なお、今すぐの転職という方ばかりでなく、先々地方へ帰りたいと考えていて情報収集がしたいという方の相談も歓迎です。

無料転職登録ページからご連絡いただければと思います。

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