令和6年度税理士試験結果発表

合格された皆様、おめでとうございます。努力が報われてよかったですね。税理士としての新しい一歩に向かって頑張ってください。
まだ、5科目に届いていない方は、コツコツと科目合格を積み上げてください。
残念ながら、合格できなかった皆様、お疲れさまでした。心折れることなく、引き続き頑張ってください。あきらめなければ、失敗ではありません。

データ的には、受験者数が、34,757人と昨年よりも、1,864人増加しています。しかし、合格率は昨年の21.7％から、16.6％に下降しています。このため、合格者数が、7,125人から5,762人と昨年から1,363人の減少になりました。減少はしましたが、昨年を除くとここ数年5,000人台だったので、平年並みとと言えると思います。
科目的には、財務諸表論の合格率が8.0％となっており、昨年度の28.1％から大きくマイナスしています。かなり難しい内容だったといえると思います。
逆に、相続税法の合格率は、18.7％となっており、昨年度の11.6％から大きく改善しました。試験難易度はとても高いのですが、ご自分の関心の高い科目にチャレンジした方が成果に結びつけられたと思います。
その他の税法科目は10%台から18%台とほぼ昨年並みとなっています。

＜これから税理士資格を取得したいとお考えの方へ＞
税理士資格取得のために、多くの方が毎年1～2科目の合格を目指し、5年以上かけて、5科目合格されています。
最も大切なことは、早く覚悟を決めて、早く勉強をスタートすることだと思います。
また、税理士事務所には、勉強を推奨している事務所とあまり推奨していない事務所があります。
この点も、就職・転職するときのとても大切なポイントだと思います。

よろしければ税理士事務所専門コンサルにご相談ください。