税理士事務所への転職。税理士事務所は変わった

税理士事務所への転職。税理士事務所は変わった
― 不透明な時代に「手に職」を持つという選択 ―
税理士事務所への転職支援に携わっていると、求職者の方からよく耳にする“昔ながらのイメージ”があります。
- 小規模で個人事業の事務所が多い
- 給与が低い
- 繁忙期は残業が非常に多い
- 所長先生が個性的で、距離感がつかみにくい
- 記帳代行が中心で、単調な仕事が多い
こうした印象は、確かにかつての税理士事務所像としては間違っていません。
しかし、今の税理士業界は大きく変わりつつあります。
むしろ「昔のイメージのまま」転職を考えると、実態とのギャップに驚かれる方も少なくありません。
本稿では、税理士事務所の現在地と、転職先としての魅力、そしてミスマッチを避けるために必要な視点について、求職者の皆さまに向けて丁寧にお伝えしていきます。
■ 税理士事務所は“競争の時代”に入った
かつての税理士事務所は、努力しなくても顧客が自然と集まる時代がありました。
事業者の数が多く、税務申告は必ず必要で、顧問契約も安定していたためです。
しかし現在は、状況が大きく変わっています。
- 事業者数の減少
- クラウド会計の普及
- 顧問料の価格競争
- 他士業・コンサル会社とのサービス領域の重複
- 若手経営者の価値観の変化
こうした環境変化により、税理士事務所も「選ばれる側」になりました。
その結果、事務所ごとに戦略が大きく分かれ、業務内容も働き方も、驚くほど多様化しています。
● 税理士法人化が進み、チームで戦う時代へ
以前は個人事務所が中心でしたが、現在は税理士法人化が進み、
**組織としての経営・教育・分業体制を整える事務所が増えています。**
- 研修制度の充実
- キャリアパスの明確化
- 働き方改革の導入
- ITツールの積極活用
- コンサルティング業務への拡大
「税理士事務所=昔ながらの職人型組織」というイメージは、すでに過去のものになりつつあります。
■ 外からは見えない“事務所の本当の姿”
転職活動をする際、多くの方がまずホームページを確認されます。
しかし、税理士事務所の実態は、外から見える情報だけでは判断できません。
- 所長先生の価値観
- 職員の雰囲気
- 教育体制の有無
- 顧客層の特徴
- 業務の分担方法
- 残業の実態
- キャリア支援の姿勢
これらは、実際に会って話さなければ分からない部分です。
税理士事務所は「人の仕事」です。
だからこそ、**“人と人として向き合う”ことで初めて見えてくるものがある**のです。
私たちは事務所をご紹介する際、必ず所長先生に直接お会いし、
その事務所が大切にしている価値観や働く人の姿を確認したうえで、求職者の方とのマッチングを行っています。
■ 税理士事務所は「手に職」を持てる専門職
将来が読みにくい時代だからこそ、
**事務職の中でも専門性を持てる仕事**として、税理士事務所は大きな魅力があります。
● 経理・会計に関心がある方には最適
税理士事務所での経験は、企業経理にも高く評価されます。
実際、税理士事務所から企業の経理部門へ転職するケースは珍しくありません。
- 会計の基礎が身につく
- 決算の流れを理解できる
- 税務の知識が深まる
- 経営者との対話力が磨かれる
これらは、どの企業でも求められる普遍的なスキルです。
● 資格がなくても挑戦できる
「税理士事務所=税理士資格が必要」と思われがちですが、実際は違います。
働いている方の多くは無資格で、日商簿記2級程度の知識があれば十分にスタートできます。
もちろん、働きながら資格取得を目指す方も多く、
事務所によっては勉強を応援する制度を整えているところもあります。
■ 税理士事務所ごとに“働き方”はまったく違う
ここが最も重要なポイントです。
税理士事務所は、同じ「税理士事務所」という名前でも、
**事務所ごとに働き方も文化も、まったく異なります。**
- 残業がほとんどない事務所
- コンサル業務に力を入れる事務所
- 若手が活躍する組織型の事務所
- 所長先生のマンツーマン指導が強みの事務所
- クラウド会計を徹底活用する事務所
- 相続や事業承継に特化した事務所
求職者の方が「どんな働き方を望むのか」によって、
最適な事務所は大きく変わります。
だからこそ、
**“自分に合う事務所を選ぶ”という視点が、これまで以上に重要になっている**のです。
■ ミスマッチを防ぐために必要なこと
税理士事務所への転職は、専門性が身につく魅力的な選択肢ですが、
事務所ごとの差が大きいため、情報不足のまま応募するとミスマッチが起こりやすくなります。
- どんな顧客層を担当するのか
- どこまでの業務を任せてもらえるのか
- 教育体制は整っているのか
- 所長先生の価値観は自分に合うのか
- キャリアの伸ばし方をどう考えているのか
これらを事前に知ることが、転職成功の鍵になります。
私たちは、事務所の実像を把握したうえでご紹介するため、
求職者の方が安心して選べる環境づくりを大切にしています。
■ 税理士事務所への転職は「未来への投資」
税理士事務所で働くことは、単なる事務職ではありません。
専門性を身につけ、経営者と向き合い、数字を通して企業を支える仕事です。
- 不透明な時代でも強い専門性
- キャリアの選択肢が広がる
- 経理・会計のプロとして成長できる
- 将来の独立や資格取得も視野に入る
「手に職をつけたい」
「安定した専門スキルを身につけたい」
「経理・会計の世界で生きていきたい」
そんな方には、税理士事務所への転職は強くお薦めできます。
■ 最後に
税理士事務所は、今まさに変革期の真っただ中にあります。
昔のイメージだけで判断するのは、非常にもったいない時代です。
興味を持たれた方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの価値観やキャリアの方向性に合った事務所を、
実際に所長先生と向き合いながら丁寧にご紹介いたします。
あなたの未来にとって、最良の選択となるよう、全力でサポートいたします。
ではまた
参考求人情報:https://kaikeijob.com/#job
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【川根博のプロフィール】
人材業界で約15年経験後、株式会社パブス設立。 これまで、1000人以上の転職希望者と面談し転職をサポートしてきました。 現在は、転職エージェントとして地元企業や地元税理士事務所への転職支援を行いながら、地元中小企業の経営サポートや、スモールビジネスの起業サポート等、多岐にわたって活躍中。
・株式会社パブス HP▼ https://www.pabs.jp/
・会計job HP▼ https://kaikeijob.com/


